映画「OUT」…弁当工場で働く熟女達が、とある事から
遺体をバラバラに処分するハメになる。と言うお話じゃ。
桐野夏生のベストセラー小説が元で、
ドラマ版も、フジテレビ系で放送しておったから
ご存知の方もおられるじゃろう。

見所はズバリ、巨乳熟女「原田美枝子」の黄色い水着姿じゃ！
初めて浴槽で遺体を解体するときに
血が付かんように水着を着用するシーンなんじゃが、
尻肉はぷりん、腹も出ちょらんし、状況が状況だけにエロいぞ。

…まぁ、コノ隠微さは金玉に白髪が生えるくらい
歳を越えんとわからんかのぉ…ハァハァ

映画「OUT」とはこんなじゃ

あと、肉を切り刻んだりするスプラッタ場面は皆無じゃから
そこ狙いでレンタルすると、大ヤケドするぞい！
この映画は小さいことは置いておいて、雰囲気を楽しむ事。
ま、ワシはススメんけどの…

俳優の佐藤慶(さとうけい)さんが2010年5月2日に、
肺炎のため亡くなったそうじゃ。81歳。
アレじゃの、長い間役者をされておったから、代表作は数々あれど
よだれ的にはやはり、1981年製作の映画『白日夢』じゃの。

女優、愛染恭子との本番SEXによる撮影が当時かなり話題になり、
ワシも海綿体をふくらましながら劇場まで観にいった一人じゃ。
ま、昨今の生SEXに見慣れた若者には、愛染恭子の蜜壺に
慶肉棒を淡々と出し入れするだけのまぐわいシーンは
生ぬるくてとてもオカズにはならんじゃろうがの…。
かくゆうワシも、無修正版を最近観たがヌク目的では
物足りんかったワイ。……なんか、寂しいのぅ。

そいえば、公開当時にTV番組(11PM？)で
有識者らしき男が、『白日夢』について
「愛染さんの腹部の動きで実際に挿入されているのが
確認できますね」と真面目ヅラして、バカを言うておったの。
まぁ、それくらい話題になっておったと言う事なんじゃな。

素晴らしきかな役者男、佐藤慶よ永遠に…じゃ。

白日夢(1981年)

サスペンス映画「プレッジ」

連続少女殺人事件を定年を迎えながら真犯人を執念で追う元刑事…
年を追うごとに渋みが出てきた、名優ジャック・ニコルソンが
その老いた元刑事を演じるんじゃから、
面白くないわけがないのぅ…

んが、そんなワケあったんじゃ。

物語はジャック・ニコルソンの素晴しい存在感と
イイ雰囲気の映像と展開でコツコツ進んでゆき、
ラストに向けて緊張感もでてきての。
このままうまい具合にイケば、
「あ～面白い映画じゃったのぅ」と言えると信じておった。
しかしの、見終わった後の第一声は
「何じゃこりゃ」じゃ。

監督(ショーン・ペン)が
「このまま普通の映画で終わらせるかい！」と
キバッたかったかどうかは知らんが、
『裏切り感』を出そうとした試みは失敗に終わり、
なんともスッキリせん『モヤモヤ感』でいっぱいじゃった。

狂った演技はお任せのジャック・ニコルソンじゃなかったら
ありえん程、つまらん映画じゃったかも知れんの。

エロい場面は、J・ニコルソンと一緒に住むことになった
奥さんの乳房を服の上からそっと手を這わすのみで
ほとんど皆無…
要するにノーオナニーじゃ!

プレッジ [DVD]

皆は「バタフライ・エフェクト」と言う
サスペンス映画をご存知かの？
少し前にTVで放送されておったから
観た人も多いじゃろの。
まぁ、時間をさかのぼる能力をもった男が
失敗した人生を過去に戻って、
やり直ししてしまおうという
わっさり言うと、タイムスリップ男のお話じゃ…

時間移動モノは矛盾とか整合性とか気になりだすと、
もう観ちょられんが、この「バタフライ・エフェクト」は
ちと毛色が違っておって、かなり楽しめたぞよ。
どう楽しめたかは、表現力の乏しいワシに
細かい説明は期待せぬことじゃ…

終盤あたりから、oasisの
「Stop Crying Your Heart Out」という曲が
流れてくるんじゃが、ジ～ンとくるわい。
キモの部分かの。

“1本の映画で物語と自慰の2つ楽しむ”がモットーの
よだれ男達には、残念なことに
エロシーンがほとんどないので、この映画を
鑑賞する前に軽く抜いておく事をおすすめする。

ちなみに、この作品のDVDには
別エンディングなるモノが何種類か収録されておって、
ハッピーエンディングは良いんじゃが、
バッドエンディングは結構エグくてかなり切ないぞ。
ただ、こっちの方がヒネリが利いてて面白いがの!
(9点/10満点中)

バタフライ・エフェクト[DVD]