2009年に公開された、映画『エスター』は
『この娘、どこかが変だ。』という興味深い
キャッチコピーが付いておるサスペンス・ホラー映画じゃ。
孤児院から引き取られてきた少女(エスター)が
里親先で巻き起こす恐怖のお話じゃが、
「主人公のエスター以外、マヌケだらけの人々」という
設定で成り立っておるので、ソコで引っかかってしまうと、
怖いどころではなくなるゾイ。
見所は、夜更けに夫婦がキッチンで性交するよだれ場面。
息を荒げながら、ジーンズをずりおろし、Tシャツを脱ぎ捨て
黒いブラジャーだけのイヤラシイ姿になった奥さん。
そんな、すっかり発情モードの奥さんをキッチン台に伏させ
胸毛ボーボーの旦那が後ろから、濡れ壺を強く激しく貫く…
ハァハァ…たまらんわい…
しかもの、それを少女エスターが覗き見ている、という
オマケ付きじゃから、色んな意味で最高じゃろ?
一般的には楽しめる映画と思われるが、私論としては
『ゆりかごを揺らす手』を彷彿させるイライラ映画かのぉ。
「ゆりかごを揺らす手」